俳優の梅沢富美男(74)が16日、都内で行われた「第17回日本シューズベストドレッサー賞」授賞式に出席した。
「靴のめぐみ祭り市実行委員会」が主催する靴フェアの特別企画で、その年最も靴が似合う、日本の革靴を美しく履きこなしている著名人を選出するもの。
シニア部門を受賞した梅沢は「舞台役者なもんですから、足袋とか下駄(げた)とか草履が似合う足。足袋、下駄を履かせたら日本一」と豪語。幅広甲高のため、靴選びに苦労してきたそうで、「スニーカーというものを1度も履いたことがない」という梅沢に、自身の足を測定して作られたオリジナルのスニーカーが贈られた。
「足のサイズは25.5cmなんですけど、それだと足が入らないので、28.5cmっていう、えらいデカい靴を履いていた。自分の足に合わせてもらって、なんて日本の職人さんは素晴らしいんだと思った」と大喜びで、「“おしゃれは足元から”と言いますけど、本当に素晴らしい靴を作っていただいて、またちょっと女の子にモテるんじゃないかと」とニヤリ。
特注とあり、「お値段を聞いてビックリいたしました。ちょっと言えない…。芸能人の中でも一番高いスニーカーを履いているかもしれない」とさらにニヤついた。
また、“ご意見番”として今年一年の総括をリクエストされると、「ちょっと乱れていますね、芸能界が」と言い、「芸能人でもやっていいことと悪いことをわきまえて生きていかなきゃいけないのは当然のこと。そのことを忘れているヤツが何人かいるんで、今度会ったら本当に引っぱたいてやりたい」とご立腹だった。
先日は、タレント出身議員の政務官就任が発表されたが、「やっていけるんですかね」と首をかしげ、自身の政界進出を提案されると、「私はダメでしょ! ご承知でしょ? たたけばホコリが出るんだから! 就任なんて出た途端にいろんなことが出ますからね」と言い放ち、笑いを誘った。
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