昨年、36年半にわたり「サンデーモーニング」の総合司会を務めた関口宏さんが、奥さんの急逝に関連する複数の話題に注目を集めています。関口さんは1943年生まれで、1963年に芸能界にデビューし、俳優や司会者として数々の名番組で活躍してきました。最近、関口さんは82歳を迎え、元気そうな姿を見せていますが、奥さんの西田幸子さんの健康状態が心配されています。
西田幸子さんは関口さんより5つ年上の歌手で、「コーヒールンバ」や「雨が止む時」などのヒット曲で知られています。二人はお見合い番組をきっかけに知り合い、1971年にスピード婚を果たしました。しかし、幸子さんの健康が悪化し、2017年頃から長期にわたり寝込む状況が続いていました。そのため、関口さんは自宅を売却し、病院へのアクセスが良いタワーマンションに引っ越しました。この豪邸は約5億円とも言われており、引っ越しは幸子さんの体調を考慮した結果だったとされています。
引っ越し後、関口さんは「体を壊していた時期はあったけれど、今は元気」と語る一方で、幸子さんの介護に関しては「全然そんなことはありません」と否定していました。しかし、近隣住民の証言によると、関口さんが外出する姿は目撃されるものの、幸子さんの姿は見られないことから、彼女には外出できない事情があったようです。
さらに、関口さんは2021年のテレビ番組で、家を手放した理由を「女房の体調が悪く、もう維持できないから」と明かしました。新しいマンションは医療設備が整っており、介護サービスも受けられる環境にあります。関口さんは、愛する妻のために2度の引っ越しを行い、介護に専念している様子が伺えます。
最近、免許返納などの終活にも取り組んでいる関口さんですが、幸子さんの症状は依然として回復していないとのことです。関係者によれば、幸子さんは以前から同じことを繰り返し尋ねることが増えており、感情の浮き沈みも激しくなっているとのことです。関口さんは自身の不在時にも心配がないよう、できる限り一緒にいるよう努めているとされています。
また、関口さんには俳優タレントとして活動する息子、関口智さんがいます。智さんは鉄道関連の番組での活躍が注目されており、最近では行政のアンバサダーとしても活動しています。彼の成長と関口さんの家族の絆も、今後の話題の一つとなるでしょう。
関口宏さんは、長年のキャリアの中で培った経験を生かしながら、家族を支える姿勢を貫いています。幸子さんの健康状態が心配される中、今後の展開にも注目が集まります。