韓国の人気グループBTSのメンバー、ジミン、テテ、グク、ナム、ユンギの除隊日が延期される可能性が浮上し、ファンの間で大きな不安が広がっています。最近、アーミーの間で特に注目を集めているのは、メンバーたちが上官から突然呼び出しを受けたというニュースです。これは、韓国の政治情勢に起因するものと考えられており、特にユ・ソンニ大統領が発令した非常戒厳令が影響を与えています。
この戒厳令は、国家非常時における軍や行政の権限を強化するもので、通常は戦争や内乱の際にのみ適用されます。発令の背景には、韓国内の政治的混乱と与野党の対立があるとされ、特に現役軍人の除隊日が全て延期されるという発表が行われたことで、アーミーの間で動揺が広がっています。
現在、ジミンとジョングクは2025年6月10日に除隊予定、テテは6月11日、ナムとユンギは6月21日に除隊することになっています。これらの日程が延期される場合、BTSのグループ活動にも影響が及ぶことが懸念されています。ファンからは、「彼らは私たちの誇りであり、早く戻ってきてほしい」との声が寄せられています。
また、BTSの兵役問題は韓国社会においても大きな議論を呼んでおり、文化的貢献を果たした者に特例を設けるべきとの意見もあります。BTSが兵役を終えた後、グループとして再び活動する予定であるため、その日程の変更はファンにとっても大きな試練となります。
一方、国防部は戒厳令解除により現役軍人の除隊延期措置が解除されたと発表しており、現時点では具体的な影響は報告されていません。しかし、アーミーは依然としてメンバーの安全を心配しており、「政治の混乱が彼らに影響を与えないことを願う」との声も多く上がっています。
BTSは2025年にグループ活動を再開する予定で、全員がそろったパフォーマンスを待ち望む声が高まっています。今後の動向に注目が集まる中、ファンは引き続き彼らを応援し続ける意向を示しています。